東京・上野動物園で飼育していたコモドオオトカゲの「ヨーコ」がシンガポール動物園で産卵した。ポルトガルのリスボン動物園を含めた3園で繁殖を進めるプロジェクトにより、昨年4月に上野の「ヨーコ」はシンガポールに渡っていた。
昨年12月ごろに雄の「ビマ」との間に交尾が見られており、今年1月1日と7日に産卵、卵はすべて孵卵器に移して経過を見ている。ヨーコは昨年上野動物園でも産卵しているが孵化には至らなかった。繁殖までの道のりはまだまだ険しいのだ。
上の写真は昨年上野で撮影したヨーコ。
思ったよりも華奢な印象。それもそのはず、雌のコモドオオトカゲは雄より半分以下の体重だそうだ。ムキムキの逞しい前足で大地を蹴って走る姿は雄であろう。
それでもヨーコの体重は30kg、はるか昔の恐竜をイメージさせてくれる存在感。
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by yukankaba-z
| 2009-02-02 17:38
| 動物園