その時君は          口を開けていた・・・      業界初!全国版カバ紙の雑記帳です。動物園の話題をお届けします。


by yukankaba-z

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東京砂漠ど真中、上野忍不池を動物園から望む。
忍不池の小島、勢力地図に異変有り・・・

昨年冬に島が真っ黒になるほどいたカワウの中へ、無謀かと思える忍不池デビューしたモモイロペリカン、もちろん所属は上野動物園。お食事の時間には飼育係のおじさんのもとへ集合するのはかわいい日課だ。体は大きくとも数的にはあまりにも劣勢なペリカン、今では堂々と肩を並べているではないか。真っ黒なほどいたカワウは冬になればまた舞い戻ってくるのかと思えば違うらしい、あの湾岸ダイバへ越したのだという。とはいえモモイロペリカンも気が抜けない、冬になれば鴨連中が大挙してやってくる。
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by yukankaba-z | 2004-09-29 02:32 | 動物園

毒歯持ってま~す

上野動物園 2004.9.17
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オランダ語で「道化師」という意味を持つ名前を付けられたこの動物、「ロリス」はリスではなく原始的なサルの一種。この上野動物園で飼育されているロリスは「スローロリス」といって、スローな動きで昆虫に接近、捕獲して食べるんだそうだ。まさに止まっている蚊を叩くまでのあの動き、もしくは道化師のロボットダンス。天敵にも見つかりにくいんだとか。そうやって生き残ってきたのかと思うとグッとくる、暗い展示室でのスローシャッターを切ろうと脇に汗をかく・・・

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もうひとつグッとくる話、奥歯には毒を持っていて、子育て時には仔に毒を塗ってお出掛けする。
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by yukankaba-z | 2004-09-17 17:05 | 動物園

蚊帳の外

東京・上野動物園 2004.9.4
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”もう出来ることはないのよ、男達は部屋から出な!”状態の旦那「アズマ」。
上野動物園で24年ぶりの繁殖を果たしたマレーグマのパパの方、「東(アズマ)」の様子。隣室に眠るは「京子」と我が子、東は鼻を伸ばして臭いを嗅ぐ。
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by yukankaba-z | 2004-09-04 20:14 | マレーグマ

わたしのカワイ子ちゃん

東京・上野動物園 2004.9.4
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上野動物園で24年ぶりに誕生したマレーグマの赤ちゃんは順調に育っているようだ。生後約1ヶ月の赤ちゃんはしっかり目をあけている!今回が初産の京子であるが静かに落ち着いた様子で子育てにあたっているようであった。基本的に京子は我が子とともにごろ寝生活をしている(かのように見える)。寝返りをうつ京子の傍らで潰れていないか不安になってしまうほど静かに過ごす母子であった。放飼場デビューは2,3ヶ月後の見通し。写真・我が子を見守る「京子」(右)とそのこども(左)

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父親はというとこうである。写真・カラスにからかわれる「東(アズマ)」
奥様の留守中に新しいお友達ができたようだ。問われるオヤジの自覚。
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by yukankaba-z | 2004-09-04 04:21 | 動物園

猛暑の切れ目

b0018524_2461339.jpg東京・上野動物園  2004.8.16
猛暑は辛いよ・・・は動物達も同じこと。久しぶりに冷たい雨が降った静かな一日。暑い日の動物園は静かなもの、役者達もやってられないのか不貞寝の様相。
雨の日はというと、やはり静かなのであった。この日の「リンリン」はいつものお立ち台で眠り、水場でノドを潤す、振りして眠る。

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「冷暖房完備リンリン城」といえども、涼しい日は格別によく眠れる、気がする。(ジャイアントパンダの「リンリン」オス18歳)

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7月、季節ハズレの発情に緊急人工授精を行ったラテン系パンダ「シュアンシュアン」
妊娠したのか、した振りなのか、いつになくしおらしくしている、でも白目がち。

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雨宿りするオオカンガルーの「トーべ」くん
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by yukankaba-z | 2004-09-02 02:48

ハーフシャドウ

浜松市動物園 2004.7.29
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光と影でくっきりと色分ける強力な日差し、ミーアキャットもビートルズ顔負けのハーフシャドウぶり。

アフリカ南部の砂漠地帯に生息するミーアキャット、日が沈むとかなり冷え込む砂漠地帯、夜が明けると巣穴から出てきてまず腹を太陽に向けて温める。熱帯夜の動物園でも起床後にはついつい腹を向けてしまう・・・

彼らは10~40頭までの群れで生息し独特の社会関係を形成しているという。多くの動物園でも多頭飼育しているので観察しがいあり。ついつい足を止めてしまう猿山やミーアキャットでの熱中症にはご用心です。
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by yukankaba-z | 2004-09-02 02:41 | 動物園

テルって白象? 

b0018524_2382453.jpg山梨・遊亀公園付属動物園 2004.7.1
タイ人にとって象は生活の上でも精神的にも密接な関わりを持っている。そんな象のなかでも釈迦が乗ったとされる「白象」は神聖な存在。文字通り白い象で色素が薄く白っぽい姿をしており、発見されると国王に献上され、現在王宮では11頭の白象を所有している。「白象」認定には専門鑑定士の厳しい鑑定をパスしなければならず、そう簡単には王宮入りできないという。晴れて認定されれば大きな宮殿でたくさんの召使いをはべらす一生が保証されるのだ。
山梨県甲府市の遊亀公園のアジアゾウ「テル」(メス25歳)はなかなかの白い顔を持っている。かわいらしい風貌がお釈迦様を乗せるのにはちょっとたよりないか。

本物とはこうである、百聞は一見にしかずだ
http://www.pbs.org/wnet/nature/megryan/photo_pop_green/images/popup3.jpg
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by yukankaba-z | 2004-09-02 02:37 |

モミジに勝るか!?

東京・上野動物園 2004.4.14
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昨年11月に誕生したコビトカバの「モミジ」に色めきたつお隣では、そのモミジに勝るとも劣らず丸々太った勇敢なる小動物・モンゴルマーモットが陣取っている。このカバ舎内の仮住まい、後方で一家が眠る間中、眼光を光らせるマーモットが一匹いる。
モンゴルマーモットはモンゴル、中国東北部等で地下に穴を掘って集団で生活している。現地・モンゴルでは「タルバガン」と呼ばれ、食用にしたり毛皮を帽子にしたりと生活に密着した生き物であり、鮎やアサリのように禁猟期も設けられている。現地の言葉に「2歳のタルバガン」という諺(2歳のタルバガンは丸々太った上に狩りが簡単なことから)があり日本で言うと「葱を背負った鴨」に同じ意であるそうな。そんな言葉があることからも地元生活者との密接度が伺える。

上野に住まいを持つこのタルバガンの主であろうか、おそらく2歳近い個体であろう。太ってはいるがなかなか手強そうである。

b0018524_231587.jpg写真・眼光を光らせるモンゴルマーモット、後方には一家が団子になって眠る 東京・上野動物園
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by yukankaba-z | 2004-09-02 02:30 | 動物園

地震発生!サイが脱出!

東京・上野動物園 2004.2.26
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2月26日、この日は東京・上野動物園では猛獣脱出対策訓練が行われた。午後1時30分地震発生、サイ舎の壁が崩落、サイが脱出!といった設定で行われた訓練は忍不池前の広場に追い込んだサイに麻酔銃を命中させた後捕獲して完了。頭を振りながら迫り来るサイに動物園職員は木の棒やバケツで応戦、職員たちの気迫のこもった行動やサイの名演技にギャラリーが湧く場面も。
写真・サイ舎を脱出し姿を現すサイ(張りぼて)に逃げ惑う来園者。
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捕獲完了。麻酔の矢が突き刺さり横たえたサイ(張りぼて)を前に各班が整列、菅谷園長の総括を聞く。「こういう事態が起きないにこしたことはありませんが、日ごろ備えることは重要なことです・・・」

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訓練終了後、大役を果たした張りぼてサイ君はこども達の人気者に
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by yukankaba-z | 2004-09-02 02:21 | 動物園
b0018524_210976.jpgCOW,BULL、BEEF、BAFFALO、BISON、CALF、VEAL・・・英語で「牛」に関する言葉はなんだか多い。「バイソン」といえば、まず「野牛」の意であるが、日本ではいろんな場面で「バッファロー」と混同されているようだ。多くの西武劇に登場するアメリカバイソンは「バッファロー」と訳され、度々登場するバイソン狩りの名人は「バッファロー・ビル」、プロ野球の近鉄バッファローズの岡本太郎デザインのシンボルマークは水牛のシルエットと見て取れるが、最近球団を牛耳っている球団マスコット「バフィー一族」はなんだか野牛っぽい。どちらが正しいということもナンセンスなのかもしれないが、バイソン(=野牛)バッファロー(=水牛)を基本としながら、どちらも「野生の牛」という意味の部分で訳隔てなく使われているようだ。ここ夕刊河馬では「バイソン=野牛」、「バッファロー=水牛」ということとしておきます。
写真上・ヨーロッパバイソンの「京秋(キョウシュウ)」メス20歳 京都市動物園
森林に生息するヨーロッパバイソンはアメリカバイソンよりやや線が細い
日本の動物園でバイソンといえばアメリカバイソンとヨーロッパバイソンの2種が飼育されている。どちらも20世紀始めに激減、ヨーロッパバイソンは野生では絶滅し、飼育下のみの繁殖で今に種を繋げている。6千万頭から西武開拓時代を経て25頭までに減ったアメリカバイソンも手厚い保護により約5万頭生息するまでになった。近頃では食用にするための牧畜もやってるらしい。ここのところのアメリカBSE問題の浮上でバイソン肉の需要が急上昇。なんでもビーフよりヘルシーで甘味があって美味なんだとか。
動物園で見ることができる個体では保護・繁殖の過程から、突き詰めるとそもそも「バイソンである」ということ自体が疑わしいとも言われている。アメリカバイソンの背中に営巣する「バッファロー・バード」とかいう鳥もいるそうな!あらまたバッファローだって、振り出しに戻った感がありますが、どっちがどっちで本物ニセモノ?そんな話はいくらでも出てくる。とにかく目が離せない「バイソン」、動物園でも反芻に勤しむ彼らと目が合う・・・すべてガッテン!

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アメリカバイソン 上野動物園
ここではさすがに背に巣を作る鳥はいないが、
保温性の高い建材として毛をカラスに突かれることしばしば
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by yukankaba-z | 2004-09-02 02:10 | 動物園