その時君は          口を開けていた・・・      業界初!全国版カバ紙の雑記帳です。動物園の話題をお届けします。


by yukankaba-z

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写真・走るヤブイヌの「ネト」よこはまズーラシア
” 初めてキミを見たのは数年前、小雪舞う京都だった、くんくんと仔犬のように鳴き、寸胴なキミがオトナなのか少女なのかもボクには分からない。 藝術の都チェコ・プラハから来たキミこと「チエコ」はカサカサと走ってはその出自に似合わない逆立ちで木にマーキングしていた。 そう キミはやっぱり、ヤブイヌだったんだ。”(”平成チエコ抄” じち著 より抜粋)

「ヤブイヌ」はもろに国産を匂わせる名前だが実はラテン系、中南米の森林に群れをつくって生息している。 ”原始的なイヌ”といわれ「生きた化石」とも呼ばれている。よこはまズーラシアの「ネト」(雄6歳)は飼育係には慣れているが 一歩外に出た放飼場では非情に神経質なのだとか。ネトは放飼場内に自分でつくったいくつ もの獣道を一定のペースで駆け回り、閉園が近くなるとまるで”閉店の近い回転ずし屋のベルトコンベア”同様にコースをショートカットして走る。 ヤブイヌってこういう動物なのか? なんとなくチエコだけでは納得できずにいたが、共通する小物具合はネトにも息づいているようで、やっとガッテン!した思いだ。

日本で飼育されているヤブイヌの近況といえば悲しいニュースが相次いでいる。
ショックなことにも冒頭で紹介した京都市動物園のキミこと「チエコ」は1月2日に亡くなっていた。 昨年、婿を迎えたチエコは妊娠し12月29~30日にかけて5頭の赤ちゃんを出産するも、子宮破裂で年が明けた2日に息を引きとったという。生まれた赤ちゃんも出産直後にすべて死亡してしまったそうだ。名古屋・東山動物園でもここ最近1頭が亡くなっている。 国内で飼育されるヤブイヌは僅かに3頭(すべてオス)となり寂しい限りだ。 
b0018524_5545558.jpgズーラシアの「ネト」は飼育係にはとても慣れているそうで毎日ブラッシングしてやるのが日課となっている。ケアの行き届いた毛並みが西日に美しく照らされた。
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by yukankaba-z | 2004-08-31 05:53 | 動物園
b0018524_546533.jpg国内最高齢、推定39歳・オスのゴリラが福岡市動物園にいる。その名は「ウィリー」。
一緒に来園したメスゴリラ「ココテ」に先立たれて早12年、ゴリラとしては結構な高齢であるが、ウィリーのダンディズムは磨きがかかるばかり。銀のコップで水を飲んで見せるのもウィリーならではのこと。ただ水を飲むのにもこの渋さ、お隣の放飼場にいる「ビンドン」(オス・22歳)はしないことである。ウィリーが足を組んだまま横たわれば、お隣ビンドンはきちんと麻袋を敷いて横になる・・・といった具合。現在同園ではメスのゴリラを飼育していないが、2頭のオスを交互に見比べるのはなかなか楽しい。

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麻袋を敷いて横たわるビンドン
スペインのバルセロナ動物園で先日亡くなった白いゴリラ「コピトデニーべ」の息子

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ごく自然に銀のカップで水を飲むウィリー
年齢を感じさせない身のこなし、
そして確かな年輪を表情にたたえている。
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by yukankaba-z | 2004-08-31 05:47 | 動物園
b0018524_5344995.jpg今年5月22日に静岡市日本平動物園で父「シン」(11歳)と母「ミライ」(3歳)との間に誕生したマレーバクのメスの赤ちゃんは「ユメ」と名づけられた。マレーバクの赤ちゃんはイノシシ同様ウリ坊で誕生し、ウリ模様は消え親と同じツートンカラーの姿となる。というわけでユメ嬢はすでにウリ坊を卒業していることでしょうが・・・

写真は7月4日撮影のもの。ユメは母親のミライとともに梅雨でできたぬかるみを飛び回っていた。そんなユメも生後数日間はミライからうまくお乳がもらえず、飼育担当者が撫でるとおりこうに横たわるミライの乳をユメに飲ませてやったという。

こういった日本平動物園と動物の日常、誕生と死が淡々と綴られた本紙一押しのサイト、日本平動物園HPの「飼育日誌」がすばらしい形へ一新された。飼育日誌はなんと1969年!からの記録を閲覧できるようになった。もちろん最新の情報も必見。
日本平動物園「飼育日誌」 http://www.nhdzoo.jp/diary/index.html
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by yukankaba-z | 2004-08-31 05:33 | 動物園
b0018524_5294230.jpg今年3月17日に父「ボウズ」(4歳)と母「オーイ」(推定12歳)との間に誕生したオスの「キンタⅡ」、中国山岳地帯原産の珍獣は野生でも1300頭と言われている。そんな珍獣であるキンタⅡは多摩の森、正門から1km以上奥まった園内でも一際静かな場所で飼育されている。

たった一度だけテレビで耳にした野生ターキンの子どもの鳴声はその珍獣であるに相応な声であった。その声をこの耳で聴いてみたいと意気込んで出掛けたが、鳴くどころか静寂を乱すものは皆無。しきりに自分が鳴きまねを投げかけるも反応なし。確か、ターキンが鳴くシチュエーションとしては天敵である虎の出現に腰を抜かして「あ”っ」という声を響かせている、というものだった。そんなシチュエーションとは程遠いのか、怖いもの無しの「キンタⅡ」に脱帽、ただただ誰もいない静かな森のなかに奇妙な声(自分の)が響くばかりだった。
写真・母「オーイ」と子「キンタⅡ」 ゴールデンターキンの名前の言われでもある 「ゴールデン」な毛色、実はオスの成獣のみ。


b0018524_5302626.jpgその瞳の先は・・・   

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・・・カラス。
怖がるどころか母親の傍を離れ接近するキンタⅡ
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by yukankaba-z | 2004-08-31 05:29 | 動物園
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日本各地の動物園で多く飼育されている「ミーアキャット」、独特の顔つきと立ち姿が印象的なジャコウネコ科の小獣。南アフリカやボツワナの半砂漠地帯に群れで生息し、子育てや天敵の警備はシフト制という、なかなか観察しがいのある動物。そんな彼らも生息地のひとつ、南アフリカでは狂犬病を媒介する害獣で通っている。害獣退治となれば、このミーアキャットの見所である立ち姿があだで射には容易い標的となってしまうそうだ。
写真・昨年栃木・宇都宮動物園で10月25日に生まれたミーアキャットの子(生後1ヶ月半に撮影)。足腰がしっかりしてなくても顔は早くも一人前。
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子どもの親、もしくは親戚であろうか、 見張り役のミーアキャットの成獣。
太陽に向けて腹を暖めているだけなのかもしれないが・・・
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by yukankaba-z | 2004-08-31 05:21 | 動物園
市原ぞうの国は多くの動物タレントを有する動物プロダクションが経営母体の動物園。その名のとおり看板の象が9頭いるうえ、猛獣類からラクダ、犬猫、カバもいるのだ。
毎日公演しているぞうさんショーは象さん組体操、象さんサッカー、象さん合奏団、などなど盛り沢山。なかに「象さんのお買い物」という演目がある。その一幕が右の写真。数枚の千円札をぎゅっと握り締める姿はなかなかお目にかかれないであろう。客がお金を握らせるとお店に行って、象さんクッションなどをお買い物して来てくれる、というスジだ。一心不乱にシンバルを叩く姿、札を握る姿が、けなげ。
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写真・札を握り締める子象のテリー
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by yukankaba-z | 2004-08-31 05:12 |
神戸・王子動物園 2003.2.13
2月14日は王子動物園のバレンタインのお誕生日。特にイベントは予定されていないが、ときおり濃厚なキッスを振舞ってくれる。
このバンタイン嬢、実は未亡人。本当に思いを馳せるのは天・・・
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by yukankaba-z | 2004-08-31 05:10 | オランウータン
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豊橋のんほいパークのアジア象「シャンティ」は出産が目前で公開を取りやめ監視態勢にあったが、1ヶ月ぶりに公開された。1月19日に分娩促進剤を投与するなどの処置をしたが出産せず、自然分娩に切り換えらざるにおえなかった。今月4日に妊娠700日を数え、いつ生まれてもおかしくない状態ではあるがシャンティの体調は安定している。この日からガラス越しではあるが公開を再開し、24時間の監視態勢もビデオカメラによる監視に切り替えた。天気のよかった7日、シャンティは1ヶ月ぶりに放飼場での土浴びを満喫。 安定しているとはいえ、飼育下の妊娠期間最長記録を超え、母子共々危険な状態になる可能性もあり、母体の安全を考え、再び分娩促進の処をとることになっている。 放飼場には新しい土が入れられ、少々気難しくなっているシャンティもご機嫌なご様子であった。写真・シャンティ

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園長を始め幹部ご一行もシャンティの様子を視察、この場をにぎやかした。
旦那であるダーナもシャンティに水をかけたり土を投げたりと、しきりに気にかけているようである。シャンティを取り巻いて離れない幹部ご一行にも水を一発見舞ったのだった。写真・ダーナ
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by yukankaba-z | 2004-08-31 05:00 |
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東京・上野動物園 2003.1.24
おやっさんの愛称で親しまれているジャイアント・パンダのリンリン(東京・上野動物園)が今月27日、繁殖目的、三度目のメキシコ行きを敢行すると発表された。 「繁殖は得意」とされているリンリンだがこれまでの二回はいずれも失敗に終わっている。 今後繁殖が成功した場合、第一子は上野に来援予定、先日中国政府が「これ以上パンダは出さん」と表明しているだけに日本国内5千万のファンの期待はリンリンの*玉より大きい、、、と思われる。
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by yukankaba-z | 2004-08-31 04:34 | 動物園
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東京・上野動物園で2001年5月に誕生したコビトカバの「サクラ」が和歌山・白浜アドベンチャーランドに嫁いでいたことが判った、現在は新しい環境に慣らしている段階で公開は今春を予定している。

もともとこの「アドベン」に飼育されているオスの個体はサクラにしてみればロマンスグレーといったところでだいぶ年上。相次ぐパンダの誕生やゾウ虐待疑惑に世を騒がすアドベンチャーワールドだが、カバ飼育の実績は意外にもよろしいようである。 「いつ帰ってきてもいいんだぞ」とは父ショウヘイの言葉、水の違いを乗り越えられるかが注目される。
上野生まれのコビトカバ「サクラ」
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by yukankaba-z | 2004-08-31 04:29 | カバ