モミジに勝るか!?
2004年 09月 02日
東京・上野動物園 2004.4.14
昨年11月に誕生したコビトカバの「モミジ」に色めきたつお隣では、そのモミジに勝るとも劣らず丸々太った勇敢なる小動物・モンゴルマーモットが陣取っている。このカバ舎内の仮住まい、後方で一家が眠る間中、眼光を光らせるマーモットが一匹いる。
モンゴルマーモットはモンゴル、中国東北部等で地下に穴を掘って集団で生活している。現地・モンゴルでは「タルバガン」と呼ばれ、食用にしたり毛皮を帽子にしたりと生活に密着した生き物であり、鮎やアサリのように禁猟期も設けられている。現地の言葉に「2歳のタルバガン」という諺(2歳のタルバガンは丸々太った上に狩りが簡単なことから)があり日本で言うと「葱を背負った鴨」に同じ意であるそうな。そんな言葉があることからも地元生活者との密接度が伺える。
上野に住まいを持つこのタルバガンの主であろうか、おそらく2歳近い個体であろう。太ってはいるがなかなか手強そうである。
写真・眼光を光らせるモンゴルマーモット、後方には一家が団子になって眠る 東京・上野動物園
昨年11月に誕生したコビトカバの「モミジ」に色めきたつお隣では、そのモミジに勝るとも劣らず丸々太った勇敢なる小動物・モンゴルマーモットが陣取っている。このカバ舎内の仮住まい、後方で一家が眠る間中、眼光を光らせるマーモットが一匹いる。
モンゴルマーモットはモンゴル、中国東北部等で地下に穴を掘って集団で生活している。現地・モンゴルでは「タルバガン」と呼ばれ、食用にしたり毛皮を帽子にしたりと生活に密着した生き物であり、鮎やアサリのように禁猟期も設けられている。現地の言葉に「2歳のタルバガン」という諺(2歳のタルバガンは丸々太った上に狩りが簡単なことから)があり日本で言うと「葱を背負った鴨」に同じ意であるそうな。そんな言葉があることからも地元生活者との密接度が伺える。
上野に住まいを持つこのタルバガンの主であろうか、おそらく2歳近い個体であろう。太ってはいるがなかなか手強そうである。
写真・眼光を光らせるモンゴルマーモット、後方には一家が団子になって眠る 東京・上野動物園
by yukankaba-z
| 2004-09-02 02:30
| 動物園